音楽療法とは、音楽の持つ様々な力と人との関わりを用いて悩みや心配ごとなどを解消したり、心身の健康の維持向上を支援するものです。身体・発達障害児(者)、精神障害者、認知症を患う高齢者、終末期の患者などに対し行われることが多く、他にも認知症・介護予防、メンタルケア、ストレスケア、リラクゼーションなどに対しても幅広く行われています。音楽を聴く受動的な活動や歌唱・楽器活動・身体運動などを行う受動的な活動をメインに、対象者に合わせて様々なアプローチがあります。 もう少し、噛み砕いて説明していきます。 みなさんは日常で、どの様に音楽と関わっているでしょうか? たとえば、音楽を聴くことで、気持ちが明るくなったり、リラックスしたり、運動や勉強が捗ったり。 それから、歌を歌ってスッキリした気分になったり。 楽器を演奏していて、音が出た・曲が演奏できた・難しいところが上達した、という達成感を感じたり。 多くの人が1つは体験したことのある、日常の音楽体験だと思います。 何かしらのポジティブな変化が音楽によってもたらされたとしたら…それは「“広い意味での”音楽療法」です。 そんな音楽の持つ働きを、より専門的に、そして意図的に使うのが、私たち音楽療法士が行う、狭い意味での音楽療法です。 詳しくは動画で解説しているので、こちらもぜひご覧ください♪ 大野綾音

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